クレヨンしんちゃんオラの引越し物語

テレビでやってたので観ました。先に放送したドラえもんにはがっかりでした。最初から期待もしてなかったけど。
本当は劇場にみに行きたいと思ってましたが、子供連れてだと、飽きられたら怖いなあと。かといって三十路オバハン一人でしんちゃん行くのもなあ、、って感じで行けず終いでした。
ふつーーに、良かった。
序盤の、突然の海外転勤でこの先どうするのかの、夫婦間の空気感、やり取りが、凄くリアルに描かれてます。うまいです。さすが映画って感じでした。
以降は、おふざけも交えながらのちょっと感動的な風間くんたちとの別れ。。みたいな感じ、なのかな?あたしは感動とかはしなかったけど、、
それ以降がおもしろい!人喰いサボテンとメキシコの現地人。それぞれ個性がしっかりしてて楽しいです。街や町長の名前とか、毎回くだらないネーミングなところも笑えます。
映画的にはドタバタパニックコメディーって感じやな。
サボテンから逃げたり戦ったりも、やっぱりしんちゃんらしくいつもの下品なネタで解決します。この下品さは好きです。くだらなくて嫌味がなくて単純に笑えます。そこが魅力です。誰かをバカにして笑いを取るネタが多い中、誰も傷つく人がいない笑いって好きです。安心して見られる。
感動感動ってよく他の人言ってますけど、しんちゃん映画に感動を求めるのは間違ってます。ロボとーちゃんが優秀過ぎただけで。ターゲットである子供たちはしんちゃん映画に感動は求めてませんよ。親は違うかもしれないけど、あくまでしんちゃんは子供を楽しませるための作品であり、大人が楽しむためのものではないんです。大人のあなたはメインターゲットじゃないんですよと言いたい。
クレヨンしんちゃんには下品な笑いがあればいいんです。ハラハラドキドキと、きれいなおねいさん。下品なネタ、笑いがあれば作品として十分だと思ってます!!たのしいよ!
サボテンが咳き込んでる所が好き!!